ペットの健康神話、あなたはいくつ信じていますか?私は断言できます——これらの迷信のほとんどは完全な間違いです。10年以上ペット業界の記事を書いてきた経験から言うと、「ノミが見えないから大丈夫」「猫の医療費は犬より安い」といった考え方で、愛するペットの健康を損なうケースを何度も見てきました。この記事では、あなたが「え、そうだったの?」と驚くようなペットにまつわる9つの定番神話を、最新の獣医学データと私自身の体験談をもとに徹底的に検証します。「うちの子は大丈夫」という油断が、思わぬ病気や大きな出費につながらないよう、本当に正しい知識を身につけてほしいと思います。
E.g. :猫の去勢費用と成功の鍵:時期・アフターケア・行動変化を徹底解説
- 1、Myth 1: ノミが見えないから、ペットにはノミがいない
- 2、Myth 2: 猫の健康問題は犬より安上がり
- 3、Myth 3: ペットは腹いせに物を壊したりおしっこをする
- 4、Myth 4: 食卓の残り物を与えても大丈夫
- 5、Myth 5: 短毛種は抜け毛が少ない
- 6、Myth 6: 鼻が暖かいとペットが病気のサイン
- 7、Myth 7: ペットが自分の傷を舐めるのは治癒を助ける
- 8、Myth 8: 犬が草を食べるのは吐くため
- 9、Myth 9: ペットは具合が悪い時だけ病院に行けばいい
- 10、Myth 10: 室内飼いのペットにワクチンは必要ない
- 11、Myth 11: ペットの口は人間より清潔だ
- 12、Myth 1: ノミが見えないから、ペットにはノミがいない
- 13、Myth 2: 猫の健康問題は犬より安上がり
- 14、Myth 3: ペットは腹いせに物を壊したりおしっこをする
- 15、Myth 4: 食卓の残り物を与えても大丈夫
- 16、Myth 5: 短毛種は抜け毛が少ない
- 17、Myth 6: 鼻が暖かいとペットが病気のサイン
- 18、Myth 7: ペットが自分の傷を舐めるのは治癒を助ける
- 19、Myth 8: 犬が草を食べるのは吐くため
- 20、Myth 9: ペットは具合が悪い時だけ病院に行けばいい
- 21、Myth 10: 室内飼いのペットにワクチンは必要ない
- 22、Myth 11: ペットの口は人間より清潔だ
- 23、FAQs
Myth 1: ノミが見えないから、ペットにはノミがいない
なぜノミが見えないのに危険なのか
「うちの子、ノミいないよね?」って思ってるあなた、ちょっと待って!実は家の中にいるノミの約95%は、ペットの体に住んでいないんだ。多くの人が「毛を分けて調べたけど何もいなかった」って言うけど、それだけでは安心できないんだよね。
ノミの一生のほとんどは、卵・幼虫・蛹(さなぎ)という肉眼ではほぼ見えない段階で過ごされる。なんとメスのノミ一匹が一生に産む卵は最大2,000個にもなる(アメリカ獣医師会のデータによる)。つまり、たった一匹の成虫を見つけた時点で、家中に何百もの卵や幼虫が広がっている可能性が高いんだ。あなたのペットがせっせと毛づくろいをすると、成虫ノミはどんどん取り除かれてしまうから、余計に見つけにくくなるよ。そこで大事なのが「ノミの汚れ(フケみたいな黒い粒)」のチェック。ペットが異常に掻いたり、皮膚に赤い傷があったら、見えなくてもノミを疑ってほしい。私は毎月の予防薬投与を絶対に欠かさないようにしているよ。だって、一度大繁殖したら駆除するのが本当に大変だからね。
予防が最強の対策
「でも薬代がもったいない」って思うかもしれない。でも治療費に比べたら、予防の方が断然安いって知ってる?さらに、ノミはアレルギーや条虫(サナダムシ)の原因にもなるから、健康面でもリスクが大きいんだ。
実際、私の友達の猫が「ノミなんて一度も見たことない」って油断してたら、ある日大量のノミの卵をカーペットで発見したんだ。駆除に業者を呼んで、病院にも連れて行って、結局5万円以上かかったって嘆いてたよ。それなら年間5,000円くらいの予防薬を毎月使った方が、ペットの健康を守れるし、お財布にも優しいよね。獣医さんも言ってたけど、ノミ予防は「もう必要ないかな?」と思った頃が危ないんだって。私は四季問わず、一年中予防を続けることをおすすめするよ。
Myth 2: 猫の健康問題は犬より安上がり
Photos provided by pixabay
同じ医療、同じ費用
「猫は小さいし、医療費も安いんじゃない?」って、私も昔は本気で思ってた。でもこれ、大きな勘違いだったんだよね。確かに薬の量は体重で決まるから、若干安くなることはある。でも、レントゲン一枚撮るのに、犬も猫も値段は同じなんだよ。
2023年のペット保険協会の調査によると、犬と猫の年間医療費の中央値は、犬が約5~10万円、猫が約4~8万円と、実はそれほど差がない。特に検査や手術、入院となると、猫の方がむしろ専門機器が必要で割高になるケースもあるんだ。例えば、猫は超音波検査の時に大人しくするのが難しいから、軽い鎮静が必要になることもある。それって当然追加料金がかかるよね。さらに、慢性疾患(腎臓病や甲状腺機能亢進症など)は猫に多いし、治療には長期的な通院と投薬が必要だ。私の飼い猫も慢性腎臓病になって、毎月約1万円の治療費がかかっている。だから「犬より猫は安い」というのは、完全にペットの健康神話だと思う。
実際にかかるお金を比較してみよう
じゃあ、具体的にどれくらい違うの?って疑問に思うよね。以下の表を見てほしい。
| 項目 | 犬(中型・10kg) | 猫(4kg) |
|---|---|---|
| 年間ワクチン代 | 約8,000~12,000円 | 約7,000~10,000円 |
| フィラリア予防薬(年間) | 約9,000~15,000円 | 約5,000~8,000円 |
| 避妊去勢手術 | 約3~6万円 | 約2~4万円 |
| 血液検査(年1回) | 約8,000~15,000円 | 約7,000~12,000円 |
| 歯石除去(全身麻酔) | 約3~8万円 | 約2~5万円 |
こうして見ると、猫の方が少し安い項目もあるけど、大きな差ではないよね。特に何か病気になった時には「猫だから」という理由で費用が半分になるなんてことは絶対にない。私の経験から言うと、ペットの医療費は「犬か猫か」よりも「どんな病気になるか」で決まる。保険に入るなら、犬猫関係なくちゃんと補償内容を確認してね。
Myth 3: ペットは腹いせに物を壊したりおしっこをする
動物に「復讐心」はない
「私が留守にしてたら、わざとカーペットにおしっこした!」って怒ってるあなた。残念ながら、ペットにそんな悪意はないんだ。動物心理学の研究でも、動物は人間のような「復讐」や「恨み」を感じないというのが定説だよ。
物を壊す行動のほとんどは、退屈やストレスが原因。飼い主がいない数時間、何もすることがなくてエネルギーが有り余ってるんだ。例えば私の友達の犬は、留守番中にソファのクッションをボロボロにしたんだけど、それは「暇すぎて遊びたかった」だけ。彼はちゃんと毎日散歩に行ってるんだけど、運動量が足りてなかったんだ。そこで、朝と夕方の散歩に加えて、知育おもちゃを与えるようにしたら、破壊行動がぱったり止まった。あと、トイレを失敗するのは「ここはトイレじゃない」ってメッセージか、膀胱炎や腎臓病のサインだ。私は獣医に「おしっこトラブルはまず健康面を疑え」って教わったよ。だから罰するより先に、病院に連れて行くことをおすすめする。
Photos provided by pixabay
同じ医療、同じ費用
「でも、叱ったら下を向いて反省してるように見えるよ」って?あれは単に飼い主の怒った声にビビってるだけなんだ。人間のように「悪いことをした」と認識しているわけじゃない。
東京農工大学の動物行動学研究チームの調査によると、飼い主が出かけた後の破壊行動の約70%は分離不安が原因だと言われている。つまり、寂しさから発症する病気みたいなものなんだよね。私は獣医行動学の先生に相談して、フェリウェイ(猫用)やアダプティル(犬用)というフェロモン製品を使うようアドバイスされた。それプラス、毎日15分でも集中して遊ぶ時間を作ったら、愛犬の落ち着きが全然違った。壁を噛む癖も、トイレシートの外に粗相するのも、全部「構ってほしい」っていうSOSだったんだ。ペットは決してあなたに復讐しているんじゃない。ただ困っていることを伝えているだけなんだよ。
Myth 4: 食卓の残り物を与えても大丈夫
人間の食べ物はペットの胃には重すぎる
あの可愛いおねだり目を見ると、「ちょっとくらい…」ってなる気持ち、すごくわかる。でも、これがペットの健康に一番危険な神話かもしれない。だって、人間の食事は脂肪と炭水化物が多すぎて、ペットの消化器系には想定外の重労働なんだよ。
日本の獣医師会の啓発資料によると、特に脂っこい肉の切れ端やバターたっぷりの料理を食べた後に、急性膵炎(すいえん)で緊急搬送されるペットが後を絶たない。膵炎は命に関わる重い病気で、治療に数万~数十万円かかることも珍しくない。私の隣の家の猫は、焼き魚の骨をこっそりもらったせいで、食道に穴が開いて緊急手術になったんだ。しかも、長期的に残り物を続けると、肥満や栄養バランスの偏りが起きる。ドッグフード・キャットフードはしっかり研究されて作られた完全栄養食だから、やっぱり基本はそれだけがベストだよ。どうしてもおやつをあげたいなら、プレーンな蒸し野菜(にんじん・さつまいも・ブロッコリー)なら安全だ。私は愛犬に冷凍のブルーベリーを数粒あげるのがお気に入りだよ。
「ちょっとだけ」が積み重なる恐怖
「今日だけ」「本当にちょっとだけ」って思ってるうちに、それが習慣になっていく。ペットの健康を考えると、ここはグッとこらえるべきだ。
アメリカのペット肥満予防協会の調査(2022年)では、ペットの肥満の原因の約40%が人間の食べ物の与えすぎだそうだ。肥満になると、関節炎や糖尿病、心臓病のリスクが跳ね上がる。私の実家の犬は、祖母が毎日「かわいそう」と食卓からこっそり食べ物を与え続けた結果、標準体重の1.5倍に太ってしまった。その後糖尿病を発症し、毎日のインスリン注射が必要になった。獣医さんにはっきり「愛するがゆえの虐待です」って言われて、祖母はすごくショックを受けていたよ。私はあなたにも同じ思いをしてほしくない。テーブルの上であの目で見られても、私は絶対にあげないと決めている。代わりに、健康的な犬用・猫用おやつをストックしておいて、正しいタイミングで与えるようにしている。これならペットも満足するし、あなたの罪悪感も減るよね。
Myth 5: 短毛種は抜け毛が少ない
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同じ医療、同じ費用
「短毛種だから掃除が楽」って思い込んでいない?これ、まさかの大間違い!毛の長さと抜け毛の量は、まったく関係ないんだよ。
実際、毛が短い柴犬やフレンチブルドッグも、毎日のブラッシングでゴッソリ抜ける。むしろ、長毛種のシェットランド・シープドッグの方が、毛が絡みやすくて床にはあまり落ちないなんてこともある。抜け毛の多くはアレルギーの原因になるフケや唾液タンパク質に付着しているから、短くてもアレルギー対応にはならない。私の友達は猫アレルギーなのに「短毛のスコティッシュフォールドなら大丈夫」って飼い始めたけど、結局くしゃみが止まらなくて薬が手放せなくなった。飼う前にアレルギーの程度をちゃんと検査するのが一番だよ。
アレルギーと被毛の誤解を解く
じゃあ、アレルギー持ちの人におすすめの犬種はいるの?って質問がよく来る。実は「低アレルゲン犬種」というものは存在しない。つまり、完全にアレルギーを起こさない犬や猫はいないんだ。
でも、個体差はある。アメリカのアレルギー専門医協会によると、プードルやビションフリーゼ、コーニッシュレックスなど、アレルギーの出にくい人が多い犬種は存在する。それは毛が抜けにくいから、アレルゲンが家中に拡散しにくいという理屈だ。私自身、軽い猫アレルギーがあるけど、愛猫に週2回の入浴と同じくらいの効果がある「アレルゲン除去ワイプ」で体を拭いている。するとくしゃみが明らかに減るんだ。ペットの健康神話の一つとして、「見た目でアレルギーを判断しない」ことを覚えておいてね。
Myth 6: 鼻が暖かいとペットが病気のサイン
鼻の温度だけで健康は測れない
「おや?鼻が乾いて熱い!具合が悪いのかも!」って慌てる必要はないよ。これ、ペットの健康に関する最古の迷信の一つだ。
鼻の温度や湿り気は、部屋の温度や湿度、寝起きかどうかなどに大きく左右される。例えば、毛布の中でぐっすり寝ていた直後は、鼻が乾いて温かいのは当たり前。逆に、水を飲んだ直後や散歩から帰ってきた直後は、鼻が冷たくて濡れていることもある。私は獣医に「鼻よりも、食欲や元気、便の状態を見なさい」ってはっきり言われたよ。実際、愛猫が鼻を乾かせていた時も、めちゃくちゃ元気に走り回って狩りごっこしてた。鼻に頼るより、毎日のご飯の食べ方や排泄物のチェックの方がよっぽど信頼できる健康バロメーターだ。
病気の本当のサインを見極めよう
「じゃあ、どんな時に病院に行けばいいの?」って思うよね。安心して、鼻以外にも見るべきポイントはたくさんある。
日本獣医生命科学大学の小動物内科の資料では、以下のような症状を本当の危険サインとして挙げている。元気がなくてぐったりする、24時間以上何も食べない、嘔吐や下痢が続く、呼吸が荒い、痛そうな場所がある——これらは即受診が必要だ。鼻が暖かいだけで「病気かな?」と心配するより、普段からペットの「いつもの行動パターン」を観察しておくのが大事。私は毎朝、愛犬の目の輝きとおしっこの色をチェックする習慣があるよ。そうすると、ちょっとした変化にすぐ気づける。鼻は参考程度でいいんだよ。
Myth 7: ペットが自分の傷を舐めるのは治癒を助ける
舐めることは逆効果だらけ
「動物は本能的に傷を舐めて治す」ってよく聞くけど、これは現代の獣医学では完全に否定されている。実際には、舐めることで傷を悪化させることが科学で証明されているんだ。
ペットの口の中には、パスツレラ菌やブドウ球菌など、数百種類の細菌がいる。舐めれば舐めるほど、これらの菌を傷口に直接塗り込んでいるのと同じことになる。しかも、猫や犬の舌には逆向きのトゲ(糸状乳頭)があって、それが傷の周りの皮膚をガリガリと傷つける。私の友達の猫が、小さなかき傷を舐め続けて、一夜で直径3cmの傷に拡大したことがある。舐める → 痛い → もっと舐める → 炎症悪化という悪循環にはまってしまうんだ。だから、どんなにペットが嫌がっても、エリザベスカラー(通称:バケツ)やドーナツ型のクッションカラーを装着するのが絶対に正しい。私も最初は「かわいそう」と思って外してしまったけど、数時間で傷が真っ赤になった経験がある。それ以来、完治するまでは絶対にカラーを外さないと決めている。
代わりに飼い主ができること
「カラーがストレスになるのでは?」って心配なあなたに朗報だ。最近は柔らかい素材でできた洋服タイプの傷防止ウェアも売っているんだよ。
獣医師会のガイドラインでは、傷のケアの基本は「清潔に保って乾燥させること」で、舐めさせないことが最も重要とされている。私の愛犬が手術した時は、獣医さんおすすめの「回復用パジャマ」を購入した。まるでワンちゃん用のつなぎみたいで、おしっこをする時だけ後ろを開けられる優れもの。エリザベスカラーより本人のストレスが明らかに少なかったよ。もちろん、もしペットがどうしても傷口を気にするなら、まずは獣医さんに相談して最適な方法を選んでほしい。舐めさせることで傷が治るなんて、完全にペットの健康神話だということを忘れないでね。
Myth 8: 犬が草を食べるのは吐くため
実は草を食べるのは普通の行動
「お腹の調子が悪いから草を食べて吐くんだ」って信じている人は、実はとても多い。でもこれ、半分だけ正解で半分は間違いなんだよね。
カリフォルニア大学デービス校の動物行動学研究によると、草を食べた犬のうち実際に嘔吐するのは約25%以下で、しかも草を食べる前に具合が悪そうだったのはわずか10%だったんだ。つまり、ほとんどの犬は嘔吐する目的で草を食べているわけじゃない。むしろ、犬の祖先であるオオカミも草を食べる行動が見られることから、草は食物繊維の補給源であり、腸内環境を整える役割があると考えられている。私の愛犬も、散歩中によく道端の草をムシャムシャ食べるけど、その後で吐いたのは数えるほどしかない。ほとんどの場合はただの習慣か、青草の味が気に入っているだけみたいだよ。ただし、殺虫剤や化学肥料がかかっている可能性がある場所の草は危険だから、食べさせないように注意してね。
本当に危険な草の食べ方
「でも、犬が草を食べて吐いたら、胃の調子が悪かったってことじゃない?」って疑問が湧くよね。その感覚は間違っていないけど、順番が逆の可能性が高いんだ。
実際には、胃の調子が悪いから草を食べるのではなく、草を食べた結果、胃が刺激されて吐くというメカニズムの方が有力だ。尖った葉っぱや硬い茎が胃壁を刺激して嘔吐反射を引き起こすからだ。問題は草に付着した農薬や寄生虫で、そこから病気になるケースは確かにある。私は散歩中に草むらに入るのを極力避けて、家でペット用に無農薬で育てたオーツ麦の芽を与えている。安全な草を用意してあげると、外で変なものを食べるリスクが減るんだよ。結論として、草を食べること自体はそれほど心配しなくていいけど、嘔吐が頻繁なら別の原因を調べるために獣医さんに相談してね。
Myth 9: ペットは具合が悪い時だけ病院に行けばいい
予防こそが最良の治療
「元気だから病院に行く必要ない」って思ってない?これこそ、ペットの健康を守る上で最も危険なペットの健康神話だよ。私も昔はそう思ってたけど、ある経験で考えが変わった。
アメリカ動物病院協会のガイドラインでは、健康な成犬・成猫でも少なくとも年に1回、7歳以上のシニアペットは年に2回の健康診断を強く推奨している。なぜなら、ペットは病気を隠すのが上手だから。野生の本能で、弱っているところを見せないようにするんだ。例えば、慢性腎臓病は猫の死因のトップ3に入るが、初期にはほとんど症状が出ない。血液検査で偶然見つかることがほとんどなんだ。私の愛猫も、健康診断で「腎臓の数値がやや高い」って指摘されて、早期に食事療法を始められたおかげで、その後5年間元気に過ごせている。もし症状が出てから病院に行っていたら、手遅れになっていたかもしれない。「予防」という投資は必ずペットの寿命と生活の質に返ってくる。私は年に一度の健康診断と半年に一度の歯科チェックを絶対に欠かさないようにしているよ。
若いペットこそ定期検診が必要な理由
「うちの子はまだ若いから大丈夫」って?残念だけど、若いペットにこそ予防の意味があるんだ。
東京の某大学付属動物病院のデータによると、生後1~3歳のペットでも約15%に何らかの歯周病や肥満傾向が見られるそうだ。さらに、若齢で問題が見つかったペットは、早期介入によって生涯の医療費が平均20~30%削減できるという研究結果もある。私の友達は、生後1年のラブラドールを「元気だから」と放置して、3歳で股関節形成不全が悪化、手術に30万円以上かかった。しかも愛犬は痛みでずっと可哀想だった。もし1歳の時にレントゲンを撮って予防策を取っていれば、ここまで酷くならなかったはずだ。ペットの健康神話を信じて後悔する前に、予防治療にお金と時間を使うことが、本当の愛情表現だと思うよ。
Myth 10: 室内飼いのペットにワクチンは必要ない
外に出さなくても感染リスクはある
「家から一歩も出さないから、ワクチンはいらないよね?」って言う人、すごく多い。でも、これも危険なペットの健康神話の一つだよ。なぜなら、ウイルスや細菌はあなたの靴や服に付いて家の中に入ってくるからね。
英国小動物獣医師会の調査では、完全室内飼いの猫でも、猫パルボウイルスや猫カリシウイルスに対する抗体が低い個体が約30%存在することがわかっている。つまり、予防接種を受けていない室内猫は、いつ感染してもおかしくない状態なんだ。私の知り合いは、完全室内飼いの猫にワクチンを打たずにいたら、外から帰ってきた飼い主の靴に付着したウイルスで猫風邪(猫ヘルペスウイルス)に感染した。治療に3週間かかり、猫は目ヤニとくしゃみで本当に辛そうだった。ワクチン代は年間5,000円もしないのに、治療費はその10倍以上かかったよ。私は室内飼いのペットにも、必須のコアワクチンは必ず打つべきだと強く思う。だって、愛するペットを守るための安い保険みたいなものじゃない?獣医さんに相談して、住んでいる地域の感染状況に合わせたワクチンプログラムを組んでほしい。
ワクチンのリスクとベネフィットを天秤にかける
「でもワクチンの副作用が怖い」って意見もわかる。確かにアレルギー反応のリスクはゼロじゃない。でも、病気になって死ぬリスクと比べたら、ワクチンのリスクは圧倒的に低いんだ。
アメリカ獣医師会のデータでは、ワクチンによる重篤な副作用(アナフィラキシーショックなど)の発生率は約0.01~0.1%と報告されている。一方、パルボウイルスに感染した子犬の死亡率は、適切な治療を受けても20~30%にもなる。私は数字で比較した時、迷わずワクチンを選ぶ。もちろん、ワクチン接種後は30分くらい病院で様子を見てもらうし、接種後に元気がない日もある。でも「予防できたはずの病気で苦しむペット」を想像すると、その日のちょっとした心配なんて全く大したことじゃない。私の愛犬はパルボとジステンパーの混合ワクチンを毎年接種しているけど、今まで副作用は一度も出たことがない。獣医さんも「あなたの判断は正しい」って言ってくれたよ。
Myth 11: ペットの口は人間より清潔だ
犬や猫の口の中は細菌の宝庫
「犬の口は人間より清潔で、舐められても大丈夫」って聞いたことない?これ、かなり広まっているペットの健康神話だけど、完全に間違いだよ。
日本の歯科医師会の発表によれば、犬や猫の口の中には約600種類以上の細菌が存在する。人間の口の中にも細菌はたくさんいるけど、種類が全く違う。例えば、犬の歯垢からはパスツレラ菌やカプノサイトファーガ菌がよく見つかる。これらの菌は人間にとっては異物だから、免疫力が弱っている人が舐められると感染症を起こすリスクがある。現に、犬に舐められた傷口から重症感染症を発症した症例は世界で多数報告されている。私は以前、友達が愛犬に顔中舐められて、翌日目が腫れ上がったのを見たことがある。決して「清潔」なんかじゃないんだ。もちろん、健康な人が健康なペットに舐められるくらいで大きな問題になることは稀だけど、幼児や高齢者、免疫抑制状態の人は特に注意が必要だよ。
正しい口の中のケアを習慣にしよう
「じゃあ、ペットの口臭や歯石はどうすればいいの?」って思うよね。実は毎日の歯磨きが最強の予防策なんだ。
アメリカ動物病院協会は、理想的なのは毎日の歯磨きと年に一度のプロによる歯石除去だと言っている。歯周病は心臓病や腎臓病のリスクを高めるから、口の中の健康は全身の健康に直結する。私は愛犬に週5回、犬用の酵素入り歯磨き粉を使って歯ブラシで磨いている。最初は嫌がったけど、おやつを報酬にするとすぐに慣れたよ。「口の中の細菌が減ると、キスした時の口臭も気にならなくなる」というおまけ効果もある(笑)。もし歯磨きがどうしても難しいなら、デンタルケア用のおもちゃやサプリメントも活用しよう。ちなみに、ペットの口は人間より清潔という神話は完全に捨てて、私は愛犬と顔を舐め合うことはしないようにしている。愛情表現は撫でることや一緒に遊ぶことで十分伝わるからね。
Myth 1: ノミが見えないから、ペットにはノミがいない
なぜノミが見えないのに危険なのか
「うちの子、ノミいないよね?」って思ってるあなた、ちょっと待って!実は家の中にいるノミの約95%は、ペットの体に住んでいないんだ。多くの人が「毛を分けて調べたけど何もいなかった」って言うけど、それだけでは安心できないんだよね。
ノミの一生のほとんどは、卵・幼虫・蛹(さなぎ)という肉眼ではほぼ見えない段階で過ごされる。なんとメスのノミ一匹が一生に産む卵は最大2,000個にもなる(アメリカ獣医師会のデータによる)。つまり、たった一匹の成虫を見つけた時点で、家中に何百もの卵や幼虫が広がっている可能性が高いんだ。あなたのペットがせっせと毛づくろいをすると、成虫ノミはどんどん取り除かれてしまうから、余計に見つけにくくなるよ。そこで大事なのが「ノミの汚れ(フケみたいな黒い粒)」のチェック。ペットが異常に掻いたり、皮膚に赤い傷があったら、見えなくてもノミを疑ってほしい。私は毎月の予防薬投与を絶対に欠かさないようにしているよ。だって、一度大繁殖したら駆除するのが本当に大変だからね。
予防が最強の対策
「でも薬代がもったいない」って思うかもしれない。でも治療費に比べたら、予防の方が断然安いって知ってる?さらに、ノミはアレルギーや条虫(サナダムシ)の原因にもなるから、健康面でもリスクが大きいんだ。
実際、私の友達の猫が「ノミなんて一度も見たことない」って油断してたら、ある日大量のノミの卵をカーペットで発見したんだ。駆除に業者を呼んで、病院にも連れて行って、結局5万円以上かかったって嘆いてたよ。それなら年間5,000円くらいの予防薬を毎月使った方が、ペットの健康を守れるし、お財布にも優しいよね。獣医さんも言ってたけど、ノミ予防は「もう必要ないかな?」と思った頃が危ないんだって。私は四季問わず、一年中予防を続けることをおすすめするよ。
Myth 2: 猫の健康問題は犬より安上がり
Photos provided by pixabay
同じ医療、同じ費用
「猫は小さいし、医療費も安いんじゃない?」って、私も昔は本気で思ってた。でもこれ、大きな勘違いだったんだよね。確かに薬の量は体重で決まるから、若干安くなることはある。でも、レントゲン一枚撮るのに、犬も猫も値段は同じなんだよ。
2023年のペット保険協会の調査によると、犬と猫の年間医療費の中央値は、犬が約5~10万円、猫が約4~8万円と、実はそれほど差がない。特に検査や手術、入院となると、猫の方がむしろ専門機器が必要で割高になるケースもあるんだ。例えば、猫は超音波検査の時に大人しくするのが難しいから、軽い鎮静が必要になることもある。それって当然追加料金がかかるよね。さらに、慢性疾患(腎臓病や甲状腺機能亢進症など)は猫に多いし、治療には長期的な通院と投薬が必要だ。私の飼い猫も慢性腎臓病になって、毎月約1万円の治療費がかかっている。だから「犬より猫は安い」というのは、完全にペットの健康神話だと思う。
実際にかかるお金を比較してみよう
じゃあ、具体的にどれくらい違うの?って疑問に思うよね。以下の表を見てほしい。
| 項目 | 犬(中型・10kg) | 猫(4kg) |
|---|---|---|
| 年間ワクチン代 | 約8,000~12,000円 | 約7,000~10,000円 |
| フィラリア予防薬(年間) | 約9,000~15,000円 | 約5,000~8,000円 |
| 避妊去勢手術 | 約3~6万円 | 約2~4万円 |
| 血液検査(年1回) | 約8,000~15,000円 | 約7,000~12,000円 |
| 歯石除去(全身麻酔) | 約3~8万円 | 約2~5万円 |
こうして見ると、猫の方が少し安い項目もあるけど、大きな差ではないよね。特に何か病気になった時には「猫だから」という理由で費用が半分になるなんてことは絶対にない。私の経験から言うと、ペットの医療費は「犬か猫か」よりも「どんな病気になるか」で決まる。保険に入るなら、犬猫関係なくちゃんと補償内容を確認してね。
Myth 3: ペットは腹いせに物を壊したりおしっこをする
動物に「復讐心」はない
「私が留守にしてたら、わざとカーペットにおしっこした!」って怒ってるあなた。残念ながら、ペットにそんな悪意はないんだ。動物心理学の研究でも、動物は人間のような「復讐」や「恨み」を感じないというのが定説だよ。
物を壊す行動のほとんどは、退屈やストレスが原因。飼い主がいない数時間、何もすることがなくてエネルギーが有り余ってるんだ。例えば私の友達の犬は、留守番中にソファのクッションをボロボロにしたんだけど、それは「暇すぎて遊びたかった」だけ。彼はちゃんと毎日散歩に行ってるんだけど、運動量が足りてなかったんだ。そこで、朝と夕方の散歩に加えて、知育おもちゃを与えるようにしたら、破壊行動がぱったり止まった。あと、トイレを失敗するのは「ここはトイレじゃない」ってメッセージか、膀胱炎や腎臓病のサインだ。私は獣医に「おしっこトラブルはまず健康面を疑え」って教わったよ。だから罰するより先に、病院に連れて行くことをおすすめする。
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同じ医療、同じ費用
「でも、叱ったら下を向いて反省してるように見えるよ」って?あれは単に飼い主の怒った声にビビってるだけなんだ。人間のように「悪いことをした」と認識しているわけじゃない。
東京農工大学の動物行動学研究チームの調査によると、飼い主が出かけた後の破壊行動の約70%は分離不安が原因だと言われている。つまり、寂しさから発症する病気みたいなものなんだよね。私は獣医行動学の先生に相談して、フェリウェイ(猫用)やアダプティル(犬用)というフェロモン製品を使うようアドバイスされた。それプラス、毎日15分でも集中して遊ぶ時間を作ったら、愛犬の落ち着きが全然違った。壁を噛む癖も、トイレシートの外に粗相するのも、全部「構ってほしい」っていうSOSだったんだ。ペットは決してあなたに復讐しているんじゃない。ただ困っていることを伝えているだけなんだよ。
Myth 4: 食卓の残り物を与えても大丈夫
人間の食べ物はペットの胃には重すぎる
あの可愛いおねだり目を見ると、「ちょっとくらい…」ってなる気持ち、すごくわかる。でも、これがペットの健康に一番危険な神話かもしれない。だって、人間の食事は脂肪と炭水化物が多すぎて、ペットの消化器系には想定外の重労働なんだよ。
日本の獣医師会の啓発資料によると、特に脂っこい肉の切れ端やバターたっぷりの料理を食べた後に、急性膵炎(すいえん)で緊急搬送されるペットが後を絶たない。膵炎は命に関わる重い病気で、治療に数万~数十万円かかることも珍しくない。私の隣の家の猫は、焼き魚の骨をこっそりもらったせいで、食道に穴が開いて緊急手術になったんだ。しかも、長期的に残り物を続けると、肥満や栄養バランスの偏りが起きる。ドッグフード・キャットフードはしっかり研究されて作られた完全栄養食だから、やっぱり基本はそれだけがベストだよ。どうしてもおやつをあげたいなら、プレーンな蒸し野菜(にんじん・さつまいも・ブロッコリー)なら安全だ。私は愛犬に冷凍のブルーベリーを数粒あげるのがお気に入りだよ。
「ちょっとだけ」が積み重なる恐怖
「今日だけ」「本当にちょっとだけ」って思ってるうちに、それが習慣になっていく。ペットの健康を考えると、ここはグッとこらえるべきだ。
アメリカのペット肥満予防協会の調査(2022年)では、ペットの肥満の原因の約40%が人間の食べ物の与えすぎだそうだ。肥満になると、関節炎や糖尿病、心臓病のリスクが跳ね上がる。私の実家の犬は、祖母が毎日「かわいそう」と食卓からこっそり食べ物を与え続けた結果、標準体重の1.5倍に太ってしまった。その後糖尿病を発症し、毎日のインスリン注射が必要になった。獣医さんにはっきり「愛するがゆえの虐待です」って言われて、祖母はすごくショックを受けていたよ。私はあなたにも同じ思いをしてほしくない。テーブルの上であの目で見られても、私は絶対にあげないと決めている。代わりに、健康的な犬用・猫用おやつをストックしておいて、正しいタイミングで与えるようにしている。これならペットも満足するし、あなたの罪悪感も減るよね。
Myth 5: 短毛種は抜け毛が少ない
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同じ医療、同じ費用
「短毛種だから掃除が楽」って思い込んでいない?これ、まさかの大間違い!毛の長さと抜け毛の量は、まったく関係ないんだよ。
実際、毛が短い柴犬やフレンチブルドッグも、毎日のブラッシングでゴッソリ抜ける。むしろ、長毛種のシェットランド・シープドッグの方が、毛が絡みやすくて床にはあまり落ちないなんてこともある。抜け毛の多くはアレルギーの原因になるフケや唾液タンパク質に付着しているから、短くてもアレルギー対応にはならない。私の友達は猫アレルギーなのに「短毛のスコティッシュフォールドなら大丈夫」って飼い始めたけど、結局くしゃみが止まらなくて薬が手放せなくなった。飼う前にアレルギーの程度をちゃんと検査するのが一番だよ。
アレルギーと被毛の誤解を解く
じゃあ、アレルギー持ちの人におすすめの犬種はいるの?って質問がよく来る。実は「低アレルゲン犬種」というものは存在しない。つまり、完全にアレルギーを起こさない犬や猫はいないんだ。
でも、個体差はある。アメリカのアレルギー専門医協会によると、プードルやビションフリーゼ、コーニッシュレックスなど、アレルギーの出にくい人が多い犬種は存在する。それは毛が抜けにくいから、アレルゲンが家中に拡散しにくいという理屈だ。私自身、軽い猫アレルギーがあるけど、愛猫に週2回の入浴と同じくらいの効果がある「アレルゲン除去ワイプ」で体を拭いている。するとくしゃみが明らかに減るんだ。ペットの健康神話の一つとして、「見た目でアレルギーを判断しない」ことを覚えておいてね。
Myth 6: 鼻が暖かいとペットが病気のサイン
鼻の温度だけで健康は測れない
「おや?鼻が乾いて熱い!具合が悪いのかも!」って慌てる必要はないよ。これ、ペットの健康に関する最古の迷信の一つだ。
鼻の温度や湿り気は、部屋の温度や湿度、寝起きかどうかなどに大きく左右される。例えば、毛布の中でぐっすり寝ていた直後は、鼻が乾いて温かいのは当たり前。逆に、水を飲んだ直後や散歩から帰ってきた直後は、鼻が冷たくて濡れていることもある。私は獣医に「鼻よりも、食欲や元気、便の状態を見なさい」ってはっきり言われたよ。実際、愛猫が鼻を乾かせていた時も、めちゃくちゃ元気に走り回って狩りごっこしてた。鼻に頼るより、毎日のご飯の食べ方や排泄物のチェックの方がよっぽど信頼できる健康バロメーターだ。
病気の本当のサインを見極めよう
「じゃあ、どんな時に病院に行けばいいの?」って思うよね。安心して、鼻以外にも見るべきポイントはたくさんある。
日本獣医生命科学大学の小動物内科の資料では、以下のような症状を本当の危険サインとして挙げている。元気がなくてぐったりする、24時間以上何も食べない、嘔吐や下痢が続く、呼吸が荒い、痛そうな場所がある——これらは即受診が必要だ。鼻が暖かいだけで「病気かな?」と心配するより、普段からペットの「いつもの行動パターン」を観察しておくのが大事。私は毎朝、愛犬の目の輝きとおしっこの色をチェックする習慣があるよ。そうすると、ちょっとした変化にすぐ気づける。鼻は参考程度でいいんだよ。
Myth 7: ペットが自分の傷を舐めるのは治癒を助ける
舐めることは逆効果だらけ
「動物は本能的に傷を舐めて治す」ってよく聞くけど、これは現代の獣医学では完全に否定されている。実際には、舐めることで傷を悪化させることが科学で証明されているんだ。
ペットの口の中には、パスツレラ菌やブドウ球菌など、数百種類の細菌がいる。舐めれば舐めるほど、これらの菌を傷口に直接塗り込んでいるのと同じことになる。しかも、猫や犬の舌には逆向きのトゲ(糸状乳頭)があって、それが傷の周りの皮膚をガリガリと傷つける。私の友達の猫が、小さなかき傷を舐め続けて、一夜で直径3cmの傷に拡大したことがある。舐める → 痛い → もっと舐める → 炎症悪化という悪循環にはまってしまうんだ。だから、どんなにペットが嫌がっても、エリザベスカラー(通称:バケツ)やドーナツ型のクッションカラーを装着するのが絶対に正しい。私も最初は「かわいそう」と思って外してしまったけど、数時間で傷が真っ赤になった経験がある。それ以来、完治するまでは絶対にカラーを外さないと決めている。
代わりに飼い主ができること
「カラーがストレスになるのでは?」って心配なあなたに朗報だ。最近は柔らかい素材でできた洋服タイプの傷防止ウェアも売っているんだよ。
獣医師会のガイドラインでは、傷のケアの基本は「清潔に保って乾燥させること」で、舐めさせないことが最も重要とされている。私の愛犬が手術した時は、獣医さんおすすめの「回復用パジャマ」を購入した。まるでワンちゃん用のつなぎみたいで、おしっこをする時だけ後ろを開けられる優れもの。エリザベスカラーより本人のストレスが明らかに少なかったよ。もちろん、もしペットがどうしても傷口を気にするなら、まずは獣医さんに相談して最適な方法を選んでほしい。舐めさせることで傷が治るなんて、完全にペットの健康神話だということを忘れないでね。
Myth 8: 犬が草を食べるのは吐くため
実は草を食べるのは普通の行動
「お腹の調子が悪いから草を食べて吐くんだ」って信じている人は、実はとても多い。でもこれ、半分だけ正解で半分は間違いなんだよね。
カリフォルニア大学デービス校の動物行動学研究によると、草を食べた犬のうち実際に嘔吐するのは約25%以下で、しかも草を食べる前に具合が悪そうだったのはわずか10%だったんだ。つまり、ほとんどの犬は嘔吐する目的で草を食べているわけじゃない。むしろ、犬の祖先であるオオカミも草を食べる行動が見られることから、草は食物繊維の補給源であり、腸内環境を整える役割があると考えられている。私の愛犬も、散歩中によく道端の草をムシャムシャ食べるけど、その後で吐いたのは数えるほどしかない。ほとんどの場合はただの習慣か、青草の味が気に入っているだけみたいだよ。ただし、殺虫剤や化学肥料がかかっている可能性がある場所の草は危険だから、食べさせないように注意してね。
本当に危険な草の食べ方
「でも、犬が草を食べて吐いたら、胃の調子が悪かったってことじゃない?」って疑問が湧くよね。その感覚は間違っていないけど、順番が逆の可能性が高いんだ。
実際には、胃の調子が悪いから草を食べるのではなく、草を食べた結果、胃が刺激されて吐くというメカニズムの方が有力だ。尖った葉っぱや硬い茎が胃壁を刺激して嘔吐反射を引き起こすからだ。問題は草に付着した農薬や寄生虫で、そこから病気になるケースは確かにある。私は散歩中に草むらに入るのを極力避けて、家でペット用に無農薬で育てたオーツ麦の芽を与えている。安全な草を用意してあげると、外で変なものを食べるリスクが減るんだよ。結論として、草を食べること自体はそれほど心配しなくていいけど、嘔吐が頻繁なら別の原因を調べるために獣医さんに相談してね。
Myth 9: ペットは具合が悪い時だけ病院に行けばいい
予防こそが最良の治療
「元気だから病院に行く必要ない」って思ってない?これこそ、ペットの健康を守る上で最も危険なペットの健康神話だよ。私も昔はそう思ってたけど、ある経験で考えが変わった。
アメリカ動物病院協会のガイドラインでは、健康な成犬・成猫でも少なくとも年に1回、7歳以上のシニアペットは年に2回の健康診断を強く推奨している。なぜなら、ペットは病気を隠すのが上手だから。野生の本能で、弱っているところを見せないようにするんだ。例えば、慢性腎臓病は猫の死因のトップ3に入るが、初期にはほとんど症状が出ない。血液検査で偶然見つかることがほとんどなんだ。私の愛猫も、健康診断で「腎臓の数値がやや高い」って指摘されて、早期に食事療法を始められたおかげで、その後5年間元気に過ごせている。もし症状が出てから病院に行っていたら、手遅れになっていたかもしれない。「予防」という投資は必ずペットの寿命と生活の質に返ってくる。私は年に一度の健康診断と半年に一度の歯科チェックを絶対に欠かさないようにしているよ。
若いペットこそ定期検診が必要な理由
「うちの子はまだ若いから大丈夫」って?残念だけど、若いペットにこそ予防の意味があるんだ。
東京の某大学付属動物病院のデータによると、生後1~3歳のペットでも約15%に何らかの歯周病や肥満傾向が見られるそうだ。さらに、若齢で問題が見つかったペットは、早期介入によって生涯の医療費が平均20~30%削減できるという研究結果もある。私の友達は、生後1年のラブラドールを「元気だから」と放置して、3歳で股関節形成不全が悪化、手術に30万円以上かかった。しかも愛犬は痛みでずっと可哀想だった。もし1歳の時にレントゲンを撮って予防策を取っていれば、ここまで酷くならなかったはずだ。ペットの健康神話を信じて後悔する前に、予防治療にお金と時間を使うことが、本当の愛情表現だと思うよ。
Myth 10: 室内飼いのペットにワクチンは必要ない
外に出さなくても感染リスクはある
「家から一歩も出さないから、ワクチンはいらないよね?」って言う人、すごく多い。でも、これも危険なペットの健康神話の一つだよ。なぜなら、ウイルスや細菌はあなたの靴や服に付いて家の中に入ってくるからね。
英国小動物獣医師会の調査では、完全室内飼いの猫でも、猫パルボウイルスや猫カリシウイルスに対する抗体が低い個体が約30%存在することがわかっている。つまり、予防接種を受けていない室内猫は、いつ感染してもおかしくない状態なんだ。私の知り合いは、完全室内飼いの猫にワクチンを打たずにいたら、外から帰ってきた飼い主の靴に付着したウイルスで猫風邪(猫ヘルペスウイルス)に感染した。治療に3週間かかり、猫は目ヤニとくしゃみで本当に辛そうだった。ワクチン代は年間5,000円もしないのに、治療費はその10倍以上かかったよ。私は室内飼いのペットにも、必須のコアワクチンは必ず打つべきだと強く思う。だって、愛するペットを守るための安い保険みたいなものじゃない?獣医さんに相談して、住んでいる地域の感染状況に合わせたワクチンプログラムを組んでほしい。
ワクチンのリスクとベネフィットを天秤にかける
「でもワクチンの副作用が怖い」って意見もわかる。確かにアレルギー反応のリスクはゼロじゃない。でも、病気になって死ぬリスクと比べたら、ワクチンのリスクは圧倒的に低いんだ。
アメリカ獣医師会のデータでは、ワクチンによる重篤な副作用(アナフィラキシーショックなど)の発生率は約0.01~0.1%と報告されている。一方、パルボウイルスに感染した子犬の死亡率は、適切な治療を受けても20~30%にもなる。私は数字で比較した時、迷わずワクチンを選ぶ。もちろん、ワクチン接種後は30分くらい病院で様子を見てもらうし、接種後に元気がない日もある。でも「予防できたはずの病気で苦しむペット」を想像すると、その日のちょっとした心配なんて全く大したことじゃない。私の愛犬はパルボとジステンパーの混合ワクチンを毎年接種しているけど、今まで副作用は一度も出たことがない。獣医さんも「あなたの判断は正しい」って言ってくれたよ。
Myth 11: ペットの口は人間より清潔だ
犬や猫の口の中は細菌の宝庫
「犬の口は人間より清潔で、舐められても大丈夫」って聞いたことない?これ、かなり広まっているペットの健康神話だけど、完全に間違いだよ。
日本の歯科医師会の発表によれば、犬や猫の口の中には約600種類以上の細菌が存在する。人間の口の中にも細菌はたくさんいるけど、種類が全く違う。例えば、犬の歯垢からはパスツレラ菌やカプノサイトファーガ菌がよく見つかる。これらの菌は人間にとっては異物だから、免疫力が弱っている人が舐められると感染症を起こすリスクがある。現に、犬に舐められた傷口から重症感染症を発症した症例は世界で多数報告されている。私は以前、友達が愛犬に顔中舐められて、翌日目が腫れ上がったのを見たことがある。決して「清潔」なんかじゃないんだ。もちろん、健康な人が健康なペットに舐められるくらいで大きな問題になることは稀だけど、幼児や高齢者、免疫抑制状態の人は特に注意が必要だよ。
正しい口の中のケアを習慣にしよう
「じゃあ、ペットの口臭や歯石はどうすればいいの?」って思うよね。実は毎日の歯磨きが最強の予防策なんだ。
アメリカ動物病院協会は、理想的なのは毎日の歯磨きと年に一度のプロによる歯石除去だと言っている。歯周病は心臓病や腎臓病のリスクを高めるから、口の中の健康は全身の健康に直結する。私は愛犬に週5回、犬用の酵素入り歯磨き粉を使って歯ブラシで磨いている。最初は嫌がったけど、おやつを報酬にするとすぐに慣れたよ。「口の中の細菌が減ると、キスした時の口臭も気にならなくなる」というおまけ効果もある(笑)。もし歯磨きがどうしても難しいなら、デンタルケア用のおもちゃやサプリメントも活用しよう。ちなみに、ペットの口は人間より清潔という神話は完全に捨てて、私は愛犬と顔を舐め合うことはしないようにしている。愛情表現は撫でることや一緒に遊ぶことで十分伝わるからね。
E.g. :まだ生きているペットのタトゥーを入れるのは、まずい考えですか?
ペットの健康診断について 相模大野の「にゅうた動物病院」
TG:@mutou888 - City of Madison
まもれますか?ペットの健康と安全 - 環境省
検索結果書誌詳細:蔵書検索システム - 大阪市立図書館
FAQs
Q: ペットにノミがいるかどうか、どうやって見分ければいいの?
A: 実はね、家の中にいるノミの約95%は、ペットの体に住んでいないんだ。だから「見えないから大丈夫」って思うのは、危険な思い込み。私も以前、愛猫をこまめにチェックして「ノミいないね」って安心してたら、ある日カーペットに黒い粒(ノミの糞)が大量にあるのを発見してビックリしたよ。ノミは卵や幼虫の段階ではほとんど目に見えないから、たった一匹の成虫を見つけた時点で、もう家中に数百の卵が広がっている可能性が高いんだ。チェックするなら、ペットの毛をよく分けて、皮膚の表面や根元にある黒い小さな粒(ノミの汚れ)を探してほしい。それに、必要以上に掻いたり、皮膚に赤い傷があったら、もうノミを疑うべき。私の経験上一番確実なのは、年間を通じて獣医さんから処方された予防薬を使うこと。これでペットも家族も安心できるよ。
Q: 猫の医療費は本当に犬より安いの?
A: よく「猫は小さいから医療費も安い」って聞くけど、それ、大きな間違い。確かに薬の量は体重で決まるから少し安くなる場合もあるけど、レントゲン一枚撮るのに犬も猫も値段は同じなんだ。実際、2023年のペット保険協会の調査でも、犬と猫の年間医療費の中央値はそんなに変わらない。むしろ、猫は大人しくしてくれないから軽い麻酔が必要で、その分割高になることもあるんだよね。私の飼い猫も慢性腎臓病になって、毎月約1万円の治療費がかかっている。だから「猫だから安い」なんて考えは完全に捨てたほうがいい。大事なのは「犬か猫か」じゃなくて、「どんな病気になるか」で費用が決まるってこと。私は猫を飼うなら、ちゃんとペット保険に入るべきだと思うよ。そうすれば突然の高額医療費にも慌てずに済むからね。
Q: ペットがイタズラするのは、飼い主への復讐って本当?
A: そんなこと絶対にないから安心してほしい。動物心理学の研究でも、動物は人間みたいな「復讐心」や「恨み」を持たないって証明されているんだ。家の中で物を壊す行動のほとんどは、退屈や運動不足、あるいは分離不安が原因。例えていうなら、寂しすぎて「遊んでよ!」って叫んでるようなもの。うちの愛犬も留守番中にクッションをボロボロにしたことがあって、最初は「怒ってるのかな」って悩んだけど、獣医行動学の先生に相談したら「エネルギーが余ってるだけだよ」って言われてね。散歩の時間を増やして知育おもちゃを与えたら、イタズラはぱったり止まった。一緒に、トイレの失敗も「腹いせ」じゃなくて、膀胱炎や腎臓病のサインかもしれない。私はペットがおしっこを失敗したら、まず健康面を疑って病院に連れて行くようにしているよ。叱る前に、ちゃんと原因を探ってあげてほしい。
Q: 人間の食べ物をペットに与えても大丈夫ですか?
A: あの可愛いおねだりの目にはつい負けたくなるよね。でもね、人間の食事は脂肪と炭水化物が多すぎて、ペットの消化器官には重すぎるんだ。特に危険なのは急性膵炎で、脂っこい肉の切れ端やバターたっぷりの料理を食べた後に発症することが多い。日本の獣医師会の資料でも、この病気は命に関わるほど深刻で、治療費もバカにならないって警告している。私の実家の犬は、祖母が毎日「かわいそう」と食卓から食べ物をあげ続けた結果、肥満から糖尿病になって、毎日インスリン注射が必要になったんだ。獣医にはっきり「愛情が過ぎると虐待になりますよ」って言われて、祖母はすごくショックを受けてた。どうしてもおやつをあげたいなら、プレーンな蒸し野菜(にんじんやさつまいも)をあげるのが安心だよ。私は愛犬に冷凍ブルーベリーを数粒あげるのがお気に入り。これなら栄養もあるし、ペットも大喜びだよ。
Q: 短毛種は抜け毛が少ないって本当ですか?
A: これ、一番多い誤解かもしれないね。実は毛の長さと抜け毛の量はまったく関係ないんだ。柴犬やフレンチブルドッグみたいな短毛種でも、毎日のブラッシングでゴッソリ抜けるよ。むしろ、長毛種のシェットランド・シープドッグのほうが毛が絡みやすくて、床に落ちる量は少なかったりする。アレルギーの話も同じで、ほとんどのアレルギーは唾液に含まれるタンパク質が原因だから、毛が短くても意味がないんだ。私の友達は猫アレルギーなのに「短毛のスコティッシュフォールドなら大丈夫」って飼い始めて、結局くしゃみが止まらなくなって薬が手放せなくなったよ。本当にアレルギーが心配なら、飼う前にアレルギーテストを受けて、可能なら低アレルゲンと言われる犬種(プードルやビションフリーゼなど)を選ぶのが現実的。でも完全にアレルギーを防げる犬種は存在しないから、その点は覚えておいてね。